飛騨(ひだ)は飛騨山脈の西側一帯を示す言葉で、現在は岐阜県北部に位置する。今日その名を受け継ぐのは飛騨地区北端の飛騨市だが、自治体としての規模や文化の中心的存在としては、ほぼ中央に位置する高山市の方が大きく、高山市は「飛騨高山」と呼ばれることが多い。
飛騨山脈の北側に位置する飛騨地方は、雪が多い日本海側型の気候である。飛騨は交通の便から隣接する富山県(越中)と経済的文化的な結びつきが強く、両者をまとめて飛越地方ともよばれる。一方で岐阜県内の太平洋側地域とは山脈に遮られる形で交通の便が悪かった。
飛騨 – 木で築かれた文化
Hida – A Culture Built with Wood
高山祭
高山祭(たかやままつり)は、岐阜県高山市で毎年開催される、4月14~15日の日枝神社例祭「春の山王祭」と、10月9~10日の櫻山八幡宮例祭「秋の八幡祭」の総称である。
「屋台」と呼ばれる山車(だし)を曳いて市街を巡幸することから、京都市の祇園祭、埼玉県秩父市の秩父夜祭と並んで日本三大曳山祭や日本三大美祭の一つに数えられる。重要有形民俗文化財および重要無形民俗文化財に指定されている
ウィキペディア(Wikipedia)より